腸腰筋って何？ 腰痛との意外な関係性　太田あらいの森鍼灸接骨院・整体院

正しい姿勢は腰痛の予防に非常に重要です。長時間同じ姿勢を続けることは、腰部に負担をかけるため、腰痛を引き起こします。適切な姿勢を保つことで腰部への負担を軽減し、腰痛を予防することができます。

しかし、腸腰筋が硬くなると腰が丸まりやすくなり腰痛の原因となります。一見、お腹側にあるので腰痛とは無関係に思われがちですが、腸腰筋は背骨から骨盤、足(大腿部)をつないでいる筋肉で、主に股関節を曲げたり腰椎(背骨の腰の部分)の安定性の保持の役割があります。運動不足やデスクワークなど座っている時間が長い方は腸腰筋が硬くなっている可能性が高く、姿勢の崩れや歪みを引き起こし腰痛の大きな原因の一つになっているかもしれません。
腸腰筋を柔軟性のある状態に戻してあげることで腰痛の軽減、根本改善に大きな期待が持てます。

また、重い物を持つ際には、腰を丸めるのではなく、膝を曲げて腿全体で持ち上げるようにすることも重要です。正しい姿勢と動作は腰にかかる負担を軽減し、腰痛のリスクを低くする効果があります。

注意すべきポイントとして、長時間の座り作業や立ち仕事をする際には、定期的に身体を休めることが大切です。姿勢を維持するためには筋力も重要ですので、適度な運動を取り入れて筋力を鍛えることもおすすめです。

正しい姿勢を意識し、適切な動作を心がけることで腰痛の予防につなげることができます。